スリランカ旅行

3.シギリヤにて。いちスリランカ男性の恋愛事情




目が覚めて、部屋の扉を開けてテラスに出るととシギリヤロックが朝の陽の中に見えていた。
フッフッフ、このシギリヤロックが見たくて&行ってみたくてスリランカにやってきたのだからテンションがあがる。
レストハウスの朝食を食べる。トーストとオムレツと紅茶。翌日にも思うのだけど、スリランカのパンはまずい・・・。ものすごく日数がたってるとか!? アッパーを食べた方が断然いいと思う。
で、7:30前には宿を出る。 ダラダラしい私が早起きして観光に向かうのは、昼間がめちゃくちゃ暑くなるのが容易に想像できるから。 少しでもマシな時間帯に観光したい一心だからであーる。

宿から歩いて10分(この時間でも日が照りつけるので日傘さして歩きました)、考古学博物館のところの入り口に到着。入ろうとすると一人のガイドが寄ってきた。「ガイドどうですか?値段は as you likeで!」  ・・・(-_-;) こういうのが一番信頼ならん。最後にもの凄い額言われたらめっさムカつくし!
「最初に値段言わないと絶対雇わん!」 って言ったら思ってたぐらいの値段を言ってきたので雇うことにした。ガイドの名前はアサくん。30歳前後だった気がする。



ガイドを雇うのはガイドブック(歩き方やし)だけじゃ物足りないし、結構説明聞きながら見てまわるの好きなので。700Rpって560円やで?2時間でこの値段は安いと思う。(結果的に私は3時間半かかったけど)
あとアサくんちょっと渡辺裕之に似てたしw。公式サイト。年とってもカッコええですね♪ ま、濃い顔ばっかりのスリランカ人にはよくある顔なんやけどね。ふふ。
で、彼の説明を聞きながらシギリヤロックに向かっていきます。途中水の水路やそれを使った噴水の仕組みや、天然クーラーイスの説明など色々聞けてよかった。ちなみにシギリヤロックは5世紀の後半にたった11年だけ使われた宮殿跡(要塞もかねてた)。200mもの岩の天辺までにも建てられててこんな広大なのに使われたのは11年だけとは・・・纏わる話だけでも面白いです。
で、階段を登って行き・・・とうとうシーギリヤの美女、フレスコ画を拝みます。5世紀に描かれたものが残っているだなんて素晴らしい。ただ当時500体だったのが18体になってしまっているのは残念ですが。



フレスコ画のところまでは余裕でしたが、ライオンの入り口までたどりついて、頂上を見上げると・・・。 「うっ、これ登るんかよ!」怖そうにもほどがある。昔、高所恐怖症だったもので、シギリヤロックのこの階段も実は旅に出る前から「怖くて登れなかったらどうしよう。」って心配してたという(苦笑
それもあって一人じゃ怖すぎるかもとガイドを雇ったんやけどね。



一人しか通る幅がない階段。錆びてるのが怖い。
・・・って書いてますが、写真を撮れる時点で自分でも余裕があるのが分かりました。
想像してたほどは怖くなかったわ。 まぁ長年の旅で高いところ登りまくった経験で高いところ結構大丈夫になってきたんよねー。 ちなみに一番怖くて死にそうだったのはメキシコのチェチェインツア。あそこでリミッターがきれてしまった気がする。



で、頂上。 見渡す限りジャングル・・・すごい光景でした。美女達もよかったけど、360度ジャングルな風景も素敵やったー。「ファンタスティーック!!!」って思わず言っちゃいましたよ。三歩さんみたいにw 
下りも途中で色々見ながら降りて、博物館へ。残念ながら閉まってた・・・(-_-;)。



アサくんがガイド中「近くのピドゥランガラもいいよ」と薦めるので、又シーギリヤのすばらしさにウットリきたので、ピドゥランガラも行ってみることにした。徒歩20分って聞いたので行くと・・・影も無い炎天下、正午前後は厳しい!暑かったーー。安いもんだからトゥクトゥクに乗ってけばよかったわ。途中アサくんが道端ですれちがったアイス売りからアイスを買ってくれた。20分では着かなかったと思う。
入り口には寺院があり、ヒンドゥー教の神様も祀られてあった。



またまた岩登り開始。 暑いし、しんどかったけど登らなきゃ意味ないので頑張った。シギリヤロックと違って観光客ほとんどいない(一組西洋人グループとすれ違っただけ)。そして途中の道も階段などほとんどなく登山だった。
途中途中で休みながら登った。30分以上は登ったかなぁ。
するとシギリヤロックが見えてきたのです。ジャングルの中にぽっかり浮かんでいるシギリヤロック!またもや「ファンタスティーック!!」って興奮しちゃいましたw。 うん、ピトゥランガラも登ってマジよかった。



で、こちらの頂上は大きな大きな一枚岩。これまた素敵な眺め。ほんのり傾斜がついてて、うっかりけつまずいて転げてしまったら間違いなく死にそう。写真の人物がアサくんです。
歩いてくる途中や、この岩に登る途中の休憩時間に彼と色々話ました。スリランカの内戦情勢とか、生活についてとか、ってメインは彼の恋愛話でしたがww。
彼は未婚だけど子供がいるらしい。なんで結婚しなかったのかいうと、不倫だったから(-_-;)エエエ〜。 相手は同じ村で夫は出兵中に不倫してできた子供らしい。で、その夫はその子供を 自分の子供だと思ってるとのこと。ほんまかいな〜。
今は10歳以上年下の女の子と付き合ってるらしい。「ほんとだよー」って言って携帯で彼女に電話をかけて「ちょっと話してみてー」って電話押し付けられたのですが・・・彼女英語しゃべられへんやん! つーか人様の彼女と何を話せと言うねん。アホか!
彼曰くスリランカは内戦のせいで男の数の方が少ないからモテモテなんだよー。ってことでした。マジなんすかね? 知り合う方法は道歩いているのをナンパするとのこと。
彼が軽いのか、一般的なのか・・・。おもろかったけどね。



ピドゥランガラからはアサくんに携帯でトゥクトゥク呼んでもらってホテルへ帰還。100Rp。安いな。
ホテルに戻ったら13時半。チェックアウト時間は過ぎてたけど、部屋を使わせてくれたのでシャワーを浴びてからホテルのレストランへ。
暑い・・・とりあえず飲み物! 聞いたらなんとジンジャービアがあったq(≧∇≦*)
さすが元英国領。ランサマイト(イギリス児童文学作品、ツバメ号シリーズのファン)にはかかせない飲み物なんで嬉しい♪ ショウガが入っててほんのり甘い味。ゴクゴクのんでもショウガのおかげでお腹冷えなくていいですよー。



ランチセットはスリランカカレー。一人でこんなに食べられへんっちゅうねん(^-^;)
辛かったけどおいしかった。

さて、当初はホテルの前を通る公共バスでダンブッラに行こうと思ってたけど、暑いしトゥクトゥク代も思ったほど高くなかったのでトゥクトゥクで向かうことに(600Rp。バスだと10分の1やろうけど)。40分で着いた。トゥクトゥクに乗ってただけなのに暑くて汗ダーダー。ダンブッラの宿に着いたらまたシャワーを浴びることに。



歩き方でみた Healey Tourist Inn に宿泊。一泊1000Rpでした。
ちょっと穴倉みたいでしたが。
午前中にシギリヤで二山も登ったのでw 15時だったけどどこにも行かず宿でビール飲んでゴロゴロ過ごしました。 タイの足マッサージがとても恋しかったー。




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