コーチン


なんてったってカタカリダンス

カタカリダンスをご存知でしょうか?南インド特有の古典的な舞踊なの
ですが、舞台セットは特になしセリフはなく音楽はシンバルみたいなの
とタイコ、歌、だけの躍りです。
衣装とメイクアップと顔の表情での表現に特徴がありなかなか魅惑的な
ものです。KIKIはこれがみたくてコーチンに行ったのさ。

KIKIがカタカリダンスを知ったのはもちろんインドの旅のバイブル(KIKIに
とってはね)「河童の覗いたインド」。カタカリダンスは役者がメイクアッ
プしてるところも見学できるのが、これまた魅惑的です。もちろんKIKIも
そこからの見学でっすー。

 おっ兄ちゃんええ体つきしてるや〜ん♪  ん、ちぃと分かりにくいか…お顔は緑なのですよ
 メイクUP中の彼が(自分でしてはるの) → 舞台ではこんな姿に!(王様役)

最初KIKIとイギリス人のおじさんしかいなかったので、ん?マジで上演される
んか?と不安になったのだが、公演前になるとアメリカの団体客がきた。
彼らはフォーマルに決めてきていた(パンプス&ワンピースやジャケット)
う〜〜〜むさすが西洋人。
ジェントルメン

カタカリダンスは動きは地味〜なものだけど、顔の動き、足踏みでのダンス等
で表現された舞台はとっても楽しめました。
なお、劇場はクーラーガンガンでお腹がピーピーのKIKIにとってはいらん
サービスであった。冷えると緩むのよねぇ…。公演終了まで何とかもったので
えがった。えがった。速攻オートリキシャをつかまえてホテルのトイレに直行
したものでした。(-_-;)

+ i + 毎日公演(18〜).案内所では100Rsと言われたが実際は125Rsだった

神父なら安全なのか?

チカンが少ない南インドだが、それでも悪評は漂ってくる。それは夜行バスだ。
カップルで乗っていても後ろの席から手が伸びてくるとインドで会った旅人から
聞いた。
うわっ横の男すらチカン除けにすらならんのか?じゃあ一人で乗った日には
アンタそりゃあもう…とビクビク。

インフォメーションで「コーチンからマイソールは11時間半ぐらいかかり、
昼間のバスはクッションが良くなく、夜行バスはデラックスでお薦めだ。」
なぁんて兄ちゃんがゆうものだから、ここまでで長時間バスで移動してきて
腰がイターくなってきてたKIKIは(年のせいってゆうなぁ!)デラックスな
夜行バスで移動することにした。
「チカンが出まくったら寝ずに闘ってやるぜ〜」

…乗ってかなり後悔。乗車率90%、女性乗車率3%。ちなみにこの3%はKIKI
一人である…うわっ…座席指定だったから密かに隣りぐらいは女性かもと期待
した私がアホやったってーの。よく考えたらインド人女性は普通は夜行バスなん
て乗らんよなぁ。

気負いしすぎたのだろうかKIKIの眼差しは「男はみんな狼なのよガルル」となって
しまっていたのか、隣りに座るおっちゃんは最初に
「あ、あの私は神父でっす。
だから安全でっす。」と強調する。
神父ぅ〜?ほんまかいなぁ〜?
疑い深いKIKIは念の為カトリックの学校時代に身につけた(付け焼刃)キリスト
教の知識をフル回転させて彼の身分を確かめるべく、キリスト教トークをしてみた
のであった。当たり前だがKIKIの英語能力では無意味な挑戦であった…

で、念の為触られたりしたら反撃してやろうとボールペンを手にして眠りに
つこうとするKIKI。リクライニングはかなりできるんだけど、ヘッドの部分が妙に
でっぱってて寝辛い。おまけにウトウトとしかけると車内灯がバババッと点き、
停車場で降りる人と乗る人が入れ替わる。普通夜中だと薄暗くしか点けなきゃ
いいのに、いちいち全開で電灯をつけやがるから眠れない〜〜。

そして間に山を越えたのだろうか途中からすっごい寒くなってきた。
KIKIは荷物を足元に置いてたから長袖や、
飛行機でパクってきた機内用ブラン
ケット(これがまた使えるんだなっ)をだして身につけるも隙間風でめちゃさっぶー。
こんな寒い中寝られないってーの!はぅぅ。

なんとかマイソールに着いた時にはもうクタクタ。
インドの夜行バスはもうええわ。2度と乗りたくなーい。
え?チカン?んなもん出なかったって。(KIKIの魅力の問題かもしれんが)
それより注意すべきはあの寒さ&寝心地の悪さですってば。

+ i + コーチン→マイソール夜行バス(デラックス)270Rs

これがある島はミハエルシューマッハと名乗るインド人のオートリキ車で観光した10Rs!やすっ
 
コーチン名物
 チャイニーズフィッシングネット;
 巨大なネットを人力で入り江に
 おろしてあげるとゆう原始的な
 漁法。思ったよりも魚は獲れて
 いた。


>>BACK  >>INDEX   >>NEXT