マドゥライまでの遠い道のり
ポンディからマドゥライまでの直通のバスチケットがとれなかった。
んだもんで案内所で聞いたポンディからバスで1時間ほどのビルプラムって町で
乗り換えて向かうことにした。時間はかかるだろうから奮発して(?)朝7時に出発。
ビルプラムまではバスも空いてて快調♪着けば思ったよりも立派なターミナルで
バス会社の人に聞けば
「ソコで待ってれば30分ぐらいで来る。チケットはバスの中で買え」
ってことだったので、ゆったりとサモサ&チャイなんぞ食いながら
これなら15時ぐらいにはマドゥライに着くし宿探しも楽勝だなって
ボンヤリしていたら、石鹸売りの青年が「どこに行くの〜?」って尋ねてきた。
石鹸を売りつけられたらヤダなぁと思いつつ心に余裕があったので素直に
「マドゥライやで。」と答える。すると青年
「あっそれなら今そこについたバスに乗らないと!」
とちょい離れたトコを指差す。みると人だかり。
うわわっ早く乗らないと席が埋まっちゃう!!(6時間も席なしは辛い)
あせって礼を言い、インド人を押し分け押し分け乗りこみ、席をなんとか確保!
(こうゆう時KIKIは普段のトロさはどこへやらすばしっこい)
車掌さんに「マドゥライまでね〜」とお金を払う。
ふぅ。あとはボンヤリと景色でも眺めながらバス旅を楽しむか♪と落ち着き
モード。途中うたた寝をしてしまい、目を覚ますと13時前。
そろそろお昼休憩ぐらいはあるんかなぁ?
まぁなくてもサモサの残りやクッキーに水と食料はあるからいいんだけどぉ。
あっでもトイレはしときたいよなぁ…
と考えてると、ナナメ前の青年が話しかけてきた。「どこ行くの?」
「マドゥライやでっ。」とKIKI。
と、ここで青年衝撃発言。
「え!?このバスマドゥライまではいかないよ・・・」
はぁ!?なんですと!!!
じゃあどこにKIKIは向かってるねん???
「こ、このバスはいったいどこへ行くん?」
聞いてもよく分からん名前だったので、念の為青年(KIKI大好きな海外ドラマ
『ドクタークイン』にでてくる馬面なホレスに似てるので、便宜上ホレスと呼びます.
↑サイトのキャラ紹介ページにホレスの写真有りでっすYukikoさんスマソ)
に紙に向かってる町の名前を書いてもらうTRICHY 。…歩き方のへにゃい地図しか
ないから、んな名前のっとらん!しかも行くとこのページしか破いて持ってきて
ないから(インドは分厚いもん)まったく謎。
うわわん。まさか反対方向へなんかに向かってないでしょうねぇ!?
チクショー石鹸野郎〜〜ブクブクブクブク!!(呪いのつもりらしい)
ちゅうか車掌さんもキップ買った時に言えよなぁ。
まぁ1番の敗因は乗る前、乗ってすぐに行き先を確認しなかった自分だが
ホレスくん曰くもうすぐその終点のTRICHY に着くとのこと。あとTRICHY
からも
マドゥライまでのバスはでているとのことであった。んーまぁなんとかは
なるだろうけど…。TRICHY は結構大きい町であった。ホレスくんは仕事で
来たそうだ。(後で思ったけどTIRUCHY って町のことで<それなら地図に載ってる>
たんにホレスくんのスペルミスなんか、他にそう書くのかは謎)
トホホな顔をしたKIKIを気遣ってかホレスくんはバスターミナルまでついて来て
くれて一緒にマドゥライ行きのバスを探してくれる。
インドのバスってばたま〜にしか行き先を英語では表記しておらず、うにょにょ
にょーんとしたよう分からんタミル語なんかで書いてあるから全く分からへんねん。
20分も待たないうちに目的のバスはすぐに来た。
・・・が、やっぱり人だかり(-_-;) するとホレスくんKIKIの代りに席トリ合戦
までしてくれる。おおっ親切な青年じゃ〜。
そしてマドゥライまで行くってな人を探してくれて「この人を是非よろしく頼む」
と後まで託してくれちゃい、1度バイバイしてバスを降りてからも、しばらく
たって戻ってきて「水とかいるものない?」と御用聞きまでしてくれた。
下心ありありでベタベタしてくるワケじゃなしこんな青年もいるのね。
ホレスくんにシミジミ感謝しちゃうのであった。ホレスくんに幸あれ!
ちなみにバスは3時間ちょっとでマドゥライに無事到着。
ホレスくんにKIKIを託された兄ちゃんは、別々の場所に座っててほとんど話も
してないとゆうにKIKIめの住所をしつこく聞いてきた。これだから…
やっぱり☆ミーナクシテンプル
さて、マドゥライにやってきたのはミーナクシテンプルに来るためでした。
ミーナクシテンプルはマジすごい!
思ったより規模がでかいし、ゴプラムの装飾がもうギンギラで圧倒されます。
写真影の部分を撮ればよかったのに、よりによって紫外線バチバチのトコを
撮ったのでイマイチ分かりにくいかと思いますが↓つーか圧縮失敗(-_-;)
→細部→
一つの塔に小さい神々が約3300体もくっついてるとゆうのだ。
しかもその神さまはそれぞれにカラフルな彩色が施してある。
インド人すご過ぎッス。普段いい加減っぽい仕事ぶりなのに何故こんなに細やか?
塔の高さは50m。(昔は登れたらしいが今はダメ)これてっぺんの方どうやって
作業したんやろ〜??
中もなかなかのものでした。あんまり広いし歩き方
じゃいまいちガイドにならないので、
ガイド兄さんを雇いましたよ。ええ。(80Rp)
なかなか細かいトコの説明もきけてよかったです。
←これ天井に描いてあるのですが、
分かります?1つの頭で象さんと牛さんを
表現してあるねん。騙し絵ってやつですな。
彼はいいガイドぶりでしたが、ラスト「全景が見える屋上に連れてってあげる」
といかにもコミッションありありの土産物屋に連れてかれた。
行かなくてもよかったんだけど、全景が見たかったのであえて行ってみた。
まぁ、私はいかに自分のためだけに冷房が入れられようと、お茶を出されようと、
ニコヤカに立ち去れる人なので景色を堪能したらすぐにスタスタ出ましたがね。
+i+ ミーナクシ:入場料0Rp!
カメラ持ち込み料30Rp 千仏堂8Rp 千仏堂カメラ20Rp
バスチケット悔しい〜〜
マドゥライそんなに滞在しなかったのになんかいっぱい書いちゃってますね。
気にせず読んでやって下さい(笑)。
マドゥライを立ち去ってカニャークマリにバスで向かおうとした時やねんけど…
ここに来てついにヤラレマシタ。
バスターミナルで出発30分前にSMT TOUR&TRAVELSってペパーミントグリ−ン
の壁のオフィスで冷房つきのデラックス直通バスってことで座席表まで見せられ
たまには冷房つきでゆったり行こうってちょい奮発して高めのチケットを買った
のに(110RP。 ローカルだと55Rpぐらい?)乗ったバスは・・・
めっちゃ普通のローカルバス!冷房なんてないってそりゃっ!
おまけにバスってばカニャ−クマリまで直通じゃなくてカニャークマリから
10km程離れたナガルコイルって町に着くとゆう・・・おいっ。
嘘吐き〜〜〜今思い出してもムカツク。
いいですか、マドゥライに行かれるそこのアナタ。SMT
TOURですよSMT!
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