第三の男  (49・英)     ★★★☆☆☆
 The Third Man
内容*第二次世界大戦後の米英仏ソによって共同統治されたウィーンにアメリカ人作家のホリーが友人ハリーを訪ねてくる。が、ハリーは事故死していた。ハリーの死を調べるうちに事故現場に謎の男=第三の男が存在していたことを知り・・・

名作と名高いですね。でもぶっちゃけストーリー的にはめっちゃ面白い!とは私は思わなかったです。フーンって感じ。ラスト彼女が"ホリーを無視して去る"のも当然ちゃうん?だって"悪人とはいえ元恋人ですよ?やっつけてくれてありがとー(はぁと)"って葬儀のすぐ後になるわけないやん。どんなけ切り替え早いんだよってなるやん?
ま、ストーリーはさておいてこれは映像が素晴らしいですね!これはロケかな? 当時のウィーンってだけでも素敵なのに、白黒で影がまったくもって生きている 映像美ですね。石畳や地下水道のシーンはウットリでした。美しい〜(*´Д`*)  地下水道、ほんとは下水なんだからえらい臭いだろうけど、こんな美しい作りなら一度見てみたいものです。 あ、あと何回も流れてくるメロディ、せっかくのハードボイルドな映画が軽妙になってしまうしあってないと思う。

 タイタニック   (97・米)     ★★★★★☆
 Titanic    TVで見たので思い出し書き BGMのアイリッシュ音楽最高
内容*1911年豪華客船タイタニック号は処女航海中に沈没した。死亡者数1517人の大事故。その船で家の為に好きでもない男と婚約した1等室ローズは、賭けで3等室のチケットを手に入れたジャックと出会い・・・

これは夢溢れる映画かつパニック映画としてもの凄い出来だと思います。私が中国の敦煌を旅した時に珍しくもサントラを流す乗り合いバスに乗ったのですが、一緒に乗っていた中国人のおばさん達がセリーヌディオンの歌を聞いただけで顔を輝かし、鼻歌を歌いだしたのが印象的でした。中国人でもこの映画好きなんだなぁ。って。そら今では数少ない豪華客船っていう夢見る舞台で、短い時間ゆえに燃え上がる恋やもんなぁ。と。だって数多くの色々な文化の人を満足させるのってめったにできることじゃないと思いませんか?
私自身も初めてみた時はホロリと涙出ちゃいましたよ?あんまり感動したので2回観にいったら・・・笑いを堪えるのに大変でした(-_-;) いえね、これはもう隣に座ってた女のせいだ。彼女が絶妙なタイミングで笑いやがんだ。それがツボを心得ててさぁ・・・好きな人は読むの絶対やめた方がいいけど→例えば"キャルがピストル持って追いかけてきた時にステーンって転んじゃうトコとか、船から人が落ちく時にスクリューとかに当たってコーンって音がするトコとか・・・"おかげで私もTVで見た時クククってまた笑っちゃったよ。チキショヽ(`Д´)ノすっかり呪いにかけれちまった。ま、映画って観る環境にも左右されるよね。
で話題になったラスト寒い海でのシーンですが、私は人を踏みつけてまで頑張る女は大好きなので (生命力ない人嫌ーい)このシーンもジンときましたよ?

 ダイ・ハード4   (07・米)     ★★★☆☆☆
 Live Free or Die Hard   CCR最高☆メタル好きですがCCRも好きデス♪
内容*NY市警のマクレーン(ブルース・ウィルス)はある夜中オタッキーなハッカーをFBIまで連行する以来をうける。彼の部屋までいくと突如銃撃戦が始まり・・・サイバーテロに対抗する肉体派オヤジ!

ダイ・ハード観るの初めて。うん、まぁアクションものとしては面白いんやない? ヘリに車ぶつけるのも工エエェェ(´д`)ェェエエ工だったけど、まぁ娯楽ものだと思えば。ね。重要な機関に警備員少なすぎて敵に進入されまくりなのは???でしたし、 ガス攻撃には・・・可能なん?と色々?が浮かびましたが、大筋では楽しめました。 それにしても最近のアクションものはハッカーがカシャカシャと頑張りますね。 みんな小さなPC持ち歩いててそれで色々対応できて凄いなぁ。 ちょっとオタクな彼が娘同様素敵に思えました(笑) 肉体派父とオタク彼がコンビ組めば最強でええやないの。

 大理石の男    (77・ポーランド)   ★★☆☆☆☆
 Czlowiek z marmuru    女学生、物の歩き食べやタバコスパスパ激しすぎ(;´Д`)
内容*映画大学の卒業制作として、今は行方がしれない50年代に労働者の英雄として褒め称えられたビルクートを題材に選んだアグニェシカ。あちこちインタビューに奔走するが最初はみんな歯切れが悪く、そして彼女が得た情報のビルクートとは・・・

この内容、当時のポーランドではほんと凄かったんだろうなと思います。が、160分超はちょっとキツかった…途中2回も寝てもうた。もうちょっとテンポ良くしていただと観やすかったかも。ビルクート 純真でええヤツやん。不運すぎるけど。息子が話す(であろう)ビルクート少しでも報われているといいね。 女学生ガッツありますね。ってか長身でべっぴんさんで、カッコいい!ちと品ないけど(笑)彼女登場時の音楽が、ワイダってこういう音楽も流すのね、と意外でした。

 ダヴィンチコード  (06・米)     ★★★☆☆☆         
 The Da Vinci Code            シラスMすぎ。怖いってば(((( ;゜д゜)))     旅度★
内容*ルーブル美術館で館長ソニエールがダヴィンチの絵の前で不思議な殺され方をしていた。その日に 会う約束をしていたラングドンは警察から疑いをかけられるが、ソニエールの孫娘と逃亡して彼の 死の謎を解くことに・・・

裏切りの裏切りで途中??ってなりましたが、まぁ聖杯の大胆な秘密は面白かったかな。膨大な原作を かいつまんでいるって感じは否めませんでしたが、読んでなくても楽しめました。なんていうか敵に 捕まるハラハラ感より、宗教的タブーの謎がはがれるってことにピーンとした緊張感を私は感じで そういう意味ではりつめて観ることができました。そらキリスト教関係の人「なんだよその聖杯の 結末は!?」って怒るわな〜(^-^;)
あとルーブルやロンドンとかせっかくいい舞台なのにもう少し生かして欲しかったかな。

 ターミナル   (04・米)     ★★★☆☆☆
 The Terminal 機内で眠気が強いときに見たもんで・・・
内容*NYへの飛行機移動中に自国で革命が起き、パスポートが無効になってしまったために 入国も帰ることもできなくなった主人公(トム・ハンクス)は英語も話せず、空港から出られずすごすはめに・・・

実は最初の方見逃してなんで彼が入国できないのか、違う便であらすじ読むまで知りませんでした(笑  でも飛行機移動が多い旅の途中、しかもJFK空港利用のすぐあとだったので面白かった!ケドその日 朝すごい早起きした後だったので途中かなりうたた寝しちゃいました(-_-;) またビデオで見ようかな〜

 ダンサー・インザ・ダーク         ★☆☆☆☆☆
内容*ビョーク扮するミュージカルが大好きなチェコ移民セルマが 自分と同じで将来失明するであろう息子のためアメリカに渡り、 身を粉にして働いていた。が、コツコツ貯めたお金を友人である 隣の家主に盗まれて・・・

正直言って観なきゃよかった・・・(-_-;)  だってとぉぉっても暗い気分になる映画やもん。はぁぁぁあ。なんで映画観てただ悲しいだけでなく理不尽で嫌ぁで解決のない気分にならんとあかんの!? いやもう裁判シーンの時「ちっくしょ〜ハッキリほんまのこと言ったらええやんかーー!!」とイライラしまくり。家主のオッサンは めちゃクズでムカつきまくたって〜。噂どおり観るもんじゃない映画だ。

 チェブラーシカ   (ロシア)     ★★★★★★
 Чебурашка BGMもなんともいえませんよねぇ
内容*果物屋さんがオレンジの箱をあけたら謎の生物チェブラーシカ(ロシア語でバッタリ倒れやさん) が入っていた。そんなチェブと動物園でワニとして勤める寂しがりやのゲーナが出会い・・・ 1969年に生まれたロシアのパペットアニメ短編(DVDでは4編収録)

あああぁあもうツボ押されまくりっ!パペット好きでロシアも好きで・・・はい、もう満点! 映画館で観た時はかわいさのあまりこっちが倒れるかと思ったよ(笑 動物園の退勤時に 名札をかけかえる時門番のおじさんも最後かけかえたり、ゲーナが一人遊びゲームをしていたり と細かいとこもキュートでたまらん!

 地下水道  (57・ポーランド)      ★★★★★★
  Andrzej Wajda's "Kanal" 自分の思い入れたっぷりな満点
内容*舞台は第2次世界大戦下のポーランドはワルシャワ。ナチスの占領に対して市民と 共に武装蜂起を行ったものの追い詰められた軍のゲリラ部隊は、本隊と終結するために 地下水道を抜けねばならなかった。暗く迷路のような下水道、部隊は次第にちりぢりに なっていく・・・

多分大抵の人がみても「暗くて(ロケーションのほとんどが地下水道やし)よう分からん」 とつまんないやろなぁ。でもKIKIは高校時代ちょっとしたきっかけがあって文化祭で この映画を有志(3人)で上映したことがあるのだ。冊子まで作って…危ない女子高生や(笑) ちなみにお客さんはほとんど入らなかった。って当たり前か。
出口の"ないすくいようのないラスト"は ワイダ監督のワルシャワ蜂起に対する思いが 込められててほんとスゴイ映画。ナチスから開放されてもソ連がまだ後に構えている現状… (今でこそ民主化が進みつつあるけど、私が最初にこれを観た頃は丁度東欧の激動期やった) 地下水道の暗さと臭いが観ていても伝わってきて、記憶の底に残る映画です。 みんなが"絶望したり、気を狂わせたりしていく中、コプラを救おう"と奮闘するひなぎくの 姿が唯一の希望の光のような気がして印象的。ラストの"鉄格子にしがみつくシーンはなんとも やるせない気持ち"にさせてくれるよね。

 地下鉄のザジ  (60・仏)     ★★☆☆☆☆
内容*ママがパリの情夫に会いに行ってる間、パリの叔父さん家でお世話になることになったザジは地下鉄に乗るのがとっても楽しみだった。しかし地下鉄はストライキでザジはプンプン・・・

当時としては実験的な映画だったのでしょうね。途中からあまりの芸術タッチ(?)あふれる映像に私はついていけなくなりうたた寝しそうに…クスリと笑えるシーンは多いんですけどね。

 チキチキバンバン  (68・米)      ★★☆☆☆☆
内容*主人公は妻に先立たれ二人の子供をかかえる貧しい発明家。 ある日お金持ちのヒロインと出会い、彼女をまじえて子供達とポンコツ車 (チキチキバンバン号)とドライブに出かけ、海辺で子供達にお話をせがまれ チキチキバンバンのでてくる冒険活劇が始まる…

楽しさとチキチキバンバンの歌しか頭に残らなかった…空飛ぶ車私も欲しいなぁ。

 血とバラ  (60・仏伊)     ★★★☆☆☆
内容*カルミーラが密かに思いをかけてる従兄弟は別の女性と婚約パーティーを開いた。その時かつて吸血鬼だと言われたカルミーラの祖先たちが眠る墓で行われた花火が暴発してしまった。その場に居合わせたカルミーラは何者かに導かれて・・・

いやぁ主人公カルミーラのアネット・バディム、めちゃ美しいですねぇ。これまた美しい婚約者役のエルザ・マルチネリとの殻みは(当時レズビアンシーンと騒がれたらしいが、そうか?どこが?って感じ)ムッハー耽美的ぃ(☆o☆)とウットリ。夫で、監督であるロジェ・バディムもウットリしたに違いない(笑) 吸血鬼モノってことなんだけど全然怖くなかった。どっちかゆうとカルミーラの恋心に胸が痛いですね。

 チャップリンの黄金狂時代   (25・米)  ★★★★☆☆
 The Gold Rush        パンダンス最高すぎる。あの照れ具合も最高!
内容*ゴールドラッシュのアラスカに浮浪者のチャーリー(チャップリン)がやってきた。偶然から凶悪犯と黄金を発見した大男と3人で山小屋に閉じ込められ、やがて食料がつき・・・。そしてなんとか山小屋から脱出できたチャーリーは町で酒場の女に惚れて・・・

ドタバタと喜劇をやらかして笑わせてくれたかと思うと、貧しい者の悲哀さを切なく表現していて、そのバランスが上手いなぁと思いました。ところで彼はあの女性のどこに惚れたの?美しいという見かけだけのような気がするんだけど…。

 チャップリンの独裁者   (40・米)  ★★★★☆☆
 The Great Dictator    ナパロニとの掛け合いは笑えました
内容*架空の国トメニア国、町のユダヤ人床屋(チャップリン)は国の独裁者ヒンケル(チャップリン)に偶然似ていた。独裁者はユダヤ人狩りをはじめ、床屋を始めとするユダヤ人達はおいつめられ・・・。

物凄いラストですね!最後の演説は全くもって床屋ではなく、チャップリンが素で自分の意見を熱く述べている。ビックリしました。これ本音じゃん。なんて本当のことが見えていて、素晴らしい意見なんだ!時代背景を考えるとこれをこうやった形で出すのは非常に勇気がいることで、思わず胸が熱くなってしまいました。映画としては破綻しているけど、それを越えて表現したい思想の「声」が熱すぎて、素晴らしすぎる!!
まぁ映画としてみたらちょっと長く感じてギャグがすべっている部分もあるけど、ラストで吹き飛びました。

 チャーリーとチョコレート工場   (05・米英)     ★★★★★★
 Charlie and the Chocolate Factory  ティム・バートン最高ヽ(´▽`)/
内容*両親とその親達(4人合わせて381歳)と貧しく暮らす少年チャーリー。近所の謎のチョコレート工場が内部を案内する切符を5枚だけチョコに入れた。年に1枚しかチョコを買ってもらえないチャーリーがその切符を手に入れることができるのか!?

いやぁあ。もうなんてか超好み♪出だしからして工場のメルヘン度出てません?ガシャンガシャンとチョコが作り出される映像にゾクゾクきちゃったよ。そしてあのチャーリーの家のワザとらしいまでのボロっぷり。ウィリー・ウォンカのキチガ○っぷりさ(なんなんだあの登場の仕方は)そしてそしてウンパルンパの妙なお歌と踊りクッハーq(≧∇≦*) キタキタ これぞティムバートンクオリティ!! なんかもうずっと楽しかった。イヤミやシニカルなん大好きですし♪ あと訓練されたというリス。すげかった。どこまでが本物やったん?まさか全部!?
話の筋はもう読めまくりなんだけど、そのアプローチが素晴しすぎっ!まだ残りはあるけど私の今年観た映画NO1はもう確定(あっまだ「コープスブライド」が残ってるか)
でも不思議とこの映画観終ってもチョコ食べたくならないのはウォンカのせい?(笑

 チャーリーズエンジェルズ  (00・米)      ★★★☆☆☆
 Charlie's Angels 
内容*富豪、チャーリーの元で働くエンジェル達は頭がよくて、強くてそして美しい。 天才プログラマが作ったプログラムと共に誘拐され、彼女達はその解決を依頼されるが・・・ 楽しい楽しいアクションモノ

なんでもできる彼女達だけど恋する女でもあり、恋愛に振り回されちゃったりするところが かわいくていいよね。内容は2年前に観たのにもかかわらずすっかり忘れるようなモノだけど (私の場合)それでも娯楽性はバッチリやね。 んなアホなってな展開もあるけどキャメロンディアスの変だけどcuteなダンスで免除って ことで。パンツで一丁でお尻フリフリダンスに脳みそとんだ野郎は多いに違いない

 チャーリーズエンジェルズ フルスロットル  (03・米)      ★★☆☆☆☆
 Charlie's Angels : Full Throttle   イタチちゃんゴッコがよかった  
内容*チャーリーの元で働くエンジェル達がまたもや大活躍!FBIに協力した人たちの情報のつまった指輪を守れ!そして誰が黒幕なのか!?

・・・あまりのフルスロットルぶりに目が回りました…。ってか話の筋がようわからんかった(笑 監督の3人にあんなこんなコスプレめいっぱいさせたい気持ちや、MCハマーなどの懐かしいナンバーを前面に出したい気持ちだけはビンビン伝わってきたよ。もう途中から誰が黒幕とかどーでもよくなったワ。あとファンには悪いけどキャメロンディアスのアップはちょっとキツイ…。それにしても冒頭の崖から落ちながら飛び出し窮地を救うヘリ、起動力すごすぎっありえねー。笑わせていただきました。

 中国の鳥人  (98・邦)      ★★☆☆☆☆               旅度★★
内容*エリート商社マン和田(モックン)は翡翠輸入のため中国の雲南省のある山奥の村に向かう 同行者は通訳のチン(マコ・イワマツ)和田の会社に金を貸してるヤクザ、氏家。苦労の末 やどりついた村は鳥人伝説が残っており、鳥人になるための学校が存在していた・・・

うわーあのへんの民族の民族衣装激かわいいー!雲南省って一度はいってみたいトコなんよねぇ。 じっくりロケしただけあって、景色等は最高!・・・んだけど話はイマイチかなぁ。 所々クスッと笑えるユーモアや鳥人伝説の謎解きはまぁまぁだけど、主人公らのからみがどうも… テンポが悪く、ラスト30年後にとぶ必要もない気もするし、ってゆうか途中寝そうになった ★が2個なのは雲南の風景と子供達の羽をつけてる姿がモーレツにたまらんから♪アニーローリーもいいね♪

 チョコレート   (01・米)     ★★☆☆☆☆
 Monster's Ball    原題モンスターボールは「処刑される囚人のために開かれるパーティー」の意らしい
内容*刑務所の看守ハンクは同じく看守の息子をローレンスという死刑囚の刑執行時に犯した失態を責めたら、 息子は自殺してしまった。偶然にもローレンスの妻が彼女の息子が交通事故死する時に居合わせることとなり・・・

親子の愛情に黒人差別にと色々考えさせられる映画ですね。どんよりしちゃったよ・・・特に最後ヒロインのハル・ベリーのなんともいえない表情が凄すぎ!(アメリカのお家の一部って自分ちの庭に墓あるん?ちょっとビックリ) レティシアってハンクに愛情を感じているところあるの?息子を亡くした喪失感や貧しいから仕方なしに?そこが分からん・・・。 あと深夜TVで見たんだけど、あちこちのサイトに書いてある物語のポイントの 一つのHシーンかなり削られてた?やっぱビデオや映画館じゃないとダメっすね。なかなか心には残りますが、 も一回見たいとは全然思わない映画かなぁ・・・。

 デイ・アフター・トゥモロー   (04・米)     ★★★☆☆☆
 The Day After Tomorrow   三つ編みの姉ちゃん後頭部にモロくらってたね
内容*古代気象学者ジャックはデータから地球温暖化を危惧した発表をしていたが、 相変らず反応はイマイチだった。が、それから4ヶ月後地球規模で異常気象が 発生する。東京で巨大雹が降り注ぎ、LAでは竜巻が都市を破壊する。急激に氷河期が赤道付近 以外を襲うことになったのだ・・・

いつまた大統領が大活躍して「あれ?氷河期がこないことになったゾ」とか言い出さないか 違う意味でハラハラ(笑 よかった、ああゆうラストで♪これ観て世界の人々が ちゃんと環境問題を考えるようになるといいよね。(特にアメリカ人)そうゆう意味でのあの現象の表現力は すごいと思うし、感動した。ただあの親子の救出劇や子供の恋愛がどーでもよく感じてしまうのは どうしてだろうか?エメリッヒ監督大災害や逃れる人々はウマイのにね。

 デッド・マン   (95・米)     ★★☆☆☆☆
 Dead Man 詩人としてのブレイクは大好きなんだが
内容*時はアメリカの西部開拓時代。主人公ウィリアム=ブレイク(ジョニー・ディップ)は会計の仕事を得たと西部の小さな町に たどり着く。が、何故か仕事は得られず、事件に巻き込まれピストル撃たれて大怪我しおまけに追われる身に・・・

いやぁついてない男だねぇ。"死に向かってる"話だとは最後まで気が付かなかったよ。どうやって助けてくれるんだろう?って 期待してしまっていたよ。ほんとは味があるんだろうけど、途中私にはちと眠かったかなぁ。ディップもすぐ眠りに落ち込むし、つられ寝しちゃったわ(笑

 テルマ&ルイーズ   (91・米)     ★★★★★☆           旅度★★
内容*横暴な夫にうんざり気味な主婦テルマは、彼から求婚されず独身なルイーズ(スーザン・サランドロン)とある週末休暇で旅行にでかける。途中のドライヴインでハメをはずしてしまいとんでもない事態が起こり二人で逃亡することになり・・・

これは私が女だから面白いのかな?最後は"二人で死んでしまう"っていうのに 不思議とスカッとみれるんだなぁ。ドツボにはまっていくのに彼女たちが何かやらかす度(特にセクハラ"タンクローリーのおっさんに銃向ける"のは狂いすぎ)「うわー。やったー!」と笑えるもの。最初のテルマの ヘタレっぷりと途中から強くなってく彼女が特に見ものですね。 疑問なんですがルイーズの車って 珍しいの?なんかすげーあっさり警察にかぎつけられたのが不思議で・・・あと車なんで乗り換えないんだよっ!?っとも思った。
あとワタクシ ロードムービーが好きで・・・自分も旅してる気分味わえるよね。見終わって早速地図帳開けちゃったよ。(確かに逃亡するならテキサス通れって激しく遠回りじゃないか!)アメリカの中心部も 味わえ、モニュメントバレーやグランドキャニオンも嬉しいところ♪ わっかいブラピもかわいい!

 天空の城ラピュタ  (86・邦)     ★★★★★★
   好きなモノ;パズーの谷の町(崖にも家があるヨ)、タイガーモス号、園丁ロボットの発する音、ドーラのハッスルぶり
内容*空に浮かぶラピュタとゆう城に憧れる機械工の少年パズーの前に空から女の子シータが降ってきた! 彼女は謎のペンダントを持ち海賊や軍隊に追われているようだった。パズーはシータを守れるのか!?・・・

何度みてもハラハラドキドキして オ モ シ ロ イ 。セリフとかもほぼ頭に入ってるってゆう オタクっぷりですよ、ええ。夢と冒険と愛、空を駆け回る海賊、なんてたってラピュタの 風景がやばいぐらいにスゲエ。そして文句のつけようのないストーリー展開 なんだよもう!何私をはめてんだよう!(笑  映画としてのステーリー的な質が高すぎて宮崎駿氏これ以上の作品は作れないんやないかなぁ? もちろん他の作品も味があって好きやけど・・・。ほんとこれ見ると爽やかな楽しい気持ちになれマス。
ふと思うんやけどこの話ってさ、パズーとシータが出会ってから2〜3日の時間しかたってへんことない? しいて時間が経過してるとしたらパズーがとぼとぼ歩いて家に帰る時ぐらいのよーな(何日かかけて帰ってるとか?) いえ、二人の新密度が出会ったばかりなのに濃いなぁって思ったもんで。
あとパズーもシータも 子供なのに働いてて、なんでもできてスゴイよね。ちったぁ見習え!→私 (笑

 東京上空いらっしゃいませ   (90・邦)     ★★★☆☆☆
   パ、パンツが・・・Σ(´Д`
内容*キャンペーンガールのユウ(牧瀬里穂)がスポンサーの専務(鶴瓶)に迫られ、逃げ出す際に 事故で死んでしまった。ユウは死の世界への案内人をうまく騙して蘇り、広告代理店の雨宮(中井貴一)の 家に転がり込み・・

雨宮のマンションとか屋形船の上などシーンなどが凝ってていい感じ。セリフまわしや演出が新劇っぽくて うーんって感じなんだけど、ラストの「帰れない二人」のダンスシーンがステキすぎて圧巻です。 死んでからでも言いたいことは言いたいですよねぇ。
映像がカラフルでちょっぴり切ない作品ですね。 相米慎二監督かぁ。

 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  (07・邦)  ★★★★☆☆
内容*酒乱のオトンに振り回されっぱなしのオカンは別居して筑豊で女手一つでボクを育てているもののオトンとは離婚しない。オカンの愛情いっぱいに育ったボクは東京に出てきたもののグータラして稼ぎの一つもなく相変わらずオカンに迷惑かけっぱなしだが、そんなボクはオカンと東京タワーには一緒にのぼろうと約束をしていた・・・

やー私家族愛ものって弱いんスよ。ボクを思いやるオカンみるたびに涙ダーダーでしたわよ。 オカン(樹木希林)が普通に献身的なだけでなく、花札に熱中したり鼻眼鏡でみんなを楽しませてくれる姿がまたいいですよねぇ。オカンとミズエ(松たか子)のやりとりもよかったです。 ボク(オダギリジョー)はほんまもっと早くオカンを大切にしたりーなーアホーアホー!ほんまアカンタレやな〜とか思わず思っちゃったり。オカン、大切にしたいですねぇ。

 東京物語   (53・邦)     ★★★★☆☆
          8年前って…もう他人では?これはさすがに昔の感覚やなぁ
内容*ある夏、尾道で暮らしていた老夫婦が東京の長男、長女たちの家に遊びに行くが、子供達はそれぞれの生活があり両親の相手を中々できない。8年前に死んだ次男の嫁(原節子)が見物などに連れ出したり熱海に行ったりしてやがて尾道に帰っていく・・・小津安二郎監督作品

これは私以上の年齢で親と離れて暮らしている人はグッとくるものがあるのでは?今も昔も同じですねぇ。親は大切なんだけど自分の生活もいっぱいいっぱい。老いてきているのは分かってるのに100%必要なことをしてあげられないんだよなぁ。それを両親が分かっていてちゃんと空気を読んでいるのもなんだか物悲しいんですけどね。 原節子、貧しいながらも精一杯のもてなし素晴らしい、最後に「私ずるいんです」って吐露しちゃうところはもっと素晴らしい演出ですねぇ。ただのいい人じゃなくて理由があってのことだと明かすところがスゴイなぁ。
あとこれぞまさしく戦後の風景映像を味わえていいですねぇ。色々ウットリしちゃった。

 時をかける少女   (83・邦)     ★★★☆☆☆
      白いブルマやばくね?
内容*原田知世演じる主人公がある放課後、科学の実験室で割れたフラスコから吹き出ていた煙を吸い込んでから、 時間感覚のねじれたような不思議な体験をするようになるが・・・

なんですか、主人公たちの恐ろしいほどに棒読みのセリフは!?はまってダーリンと見終わってから棒読み会話をしてまうほど我が家に ブームをもたらしました(笑 物語自体は小学生の頃眉村卓、筒井康隆(この映画の原作か)などのSFを読み漁ってたKIKIにはフーンって 感じで、原田知世萌えもないんだけど、やっぱり尾道、竹原ロケでノスタルジーいっぱいな映像に「ええなぁ〜」ってきちゃったかなぁ。 「転校生」「さびしんぼう」でもウットリきたけど大林監督の映像ってステキやねぇ。ちなみにワタクシしっかり竹原も尾道も練り歩きましたん♪

 トップ・ハット  (35・米)     ★★★☆☆☆
 Top Hat 
内容*ダンサーのジェリーが公演のためロンドンに招かれた。興行者と同じ部屋に泊まるが 彼が夜にもかかわらずダンスのステップを踏んだので階下のデールが文句を言いに来たが ジェリーは彼女に惚れてしまう。が、何故か彼女は彼の名前を興行者と間違え、おまけに 興行者の妻とデールが友達なもんだから 恋愛の糸はもつれてしまって・・・

正直言うとフレッド・アステアの話の筋は似たり寄ったりで、少なくとも私の頭の中では 全部ダンスの名手、恋の誤解 ぐらいしか認識されてません。今回の話もあまりに単純すぎ っちゅうかなんちゅうか…まぁ昔の映画だしね。それでもアステアのステップは見てるだけ で天にも昇る心地になれるのです。あんなけ足が動けば楽しいに違いない

 となりのトトロ   (88・邦)     ★★★★★★
内容*昭和30年代都会から田舎に引っ越してきたサツキ&メイ姉妹の父は大学の先生、母は入院中。 新しい家はオバケ屋敷だった!?不思議ないきものトトロたちと出会い・・・ジブリの素敵なファンタジー

正直一番最初にみた時はジブリにしては地味でトロロとか ネコバスは面白いけど別になぁ。って感じでした。しかし何年か後に童心を取り戻したのか(笑  今に至るまでもう狂ったように何回もみては、病院からの電報でサツキとメイが泣いちゃうところで いつもいつも一緒に号泣してしまう私。子供か!やっぱジブリこの頃の声優さんがいいよね。 有名な俳優とかよりはるかに上手い。
この映画で一番好きというか感動するのはサツキの『お姉ちゃんだから私がしっかりしなくちゃ』って思い。(ちなみに私もお姉ちゃんでしたが上に兄もいたためか そうゆう思いを抱くことなかったけど)お父さんのバス待ちで結局眠ってしまうメイをおぶったり、 迷子のメイを探し回る姿には胸がしめつけられます。(これまたちなみにサツキと同じ年頃ぐらいに 弟が知らない土地で迷子になったことあるけど、こんな必死には探さなかったような・・・ひでぇ。あ、 ヤツは最終的に警察に保護されとった) そしてそんなサツキの頑張りを認めてあげてるお母さん にもジーン。ステキな家族よねぇ。
メイを探し回る夕暮れのシーンにはあまりの風景の美しさにすごいと思った。アニメでも こんな描写ができるんやぁって。あとちょっとした描写が凝っているのもすごい。 ネコバスの行き先表示の院が逆とか雨の神社とかあと家も西洋風なとこあってかわいいよね。 きっとあと何回もみて楽しんでいく映画でしょう。大好き♪

 飛ぶ教室   (03・独)     ★★★★☆☆
 Das fliegende Klassenzimmer
少年合唱団がある学校にヨナタンが寮生として転校してきた。彼は今まで6回も転校 していて今回もなじめるか不安だった。同じ部屋の少年達はそれぞれ特色があり 先生も生徒から信頼されてるベク先生がいて・・・

原作はケストナー。それを現代版で蘇らせたってことでラップまでもが盛り込まれてて ある意味面白いです。ってか思わず冒頭のシーンで「ユーロって!」とつっこんで しまいましたが(^-^;) 少年達の淡い色々な思いが表現されててよかったと思います。 子供の頃って振り返ってみるとほんとささいなことが最重大事件になっちゃったり (あれ?今でも?)するんですよね。楽しくもちょっぴりしんみりする映画です。

 ドラえもん のび太の宇宙開拓史   (81・邦)     ★★★☆☆☆
内容*のび太の部屋の床と遠い宇宙のコウヤコウヤ星の宇宙船の倉庫のドアが何故だか繋がった!しかも宇宙船の 中にいるのはのび太がよく見る夢の中の少年だった・・・

なんか懐かしくて借りてきた。あーほのぼのしたぞう!やっぱり80年前半のドラえもん長編アニメはいいなぁ( ´∀`) でも見始めてすぐロップルの声が「エースを狙え」の岡ひろみの親友(名前忘れた)の声優さんで、チャミィの声はハイジの声ってことに気づいてしまってどうも気になって気になって(すぐ分かってしまったオタくさい自分も怖いww)。 時間や空間のつなげ方が絶妙のSFですね。そしてのび太の数少ない得意技がふんだんに生きた作品だっ!バキューン。 

  ドラえもん のび太の海底鬼岩城   (83・邦)     ★★★★☆☆
内容*夏休み、海も山も体験したい!ってことでドラえもん達が向かったのは海底。海底には大きな山も 存在するのだ。海底を楽しむ中、危険だから行かないと決めたバミューダ海域に沈んでいる宝船を探検 したくてコッソリ抜け出すジャイアンとスネオが謎の海底人(?)に助けられ・・・

リアルタイムで映画館で見たものです♪ほんと小学生のツボを押さえる世界ですよね。 さりげに海底の深さや魚などの知識、そして魔のバミューダー三角地帯やプランクトンの食べ物、 海のコテージに(トイレの注意の設定が細かくて(・∀・)イイ!!)海底人に…そしてバギーちゃん!ワクワクするものがいっぱいすぎだ。話も最初マッタリ海底旅行→え?海底人?→ききき鬼岩城!でクライマックスとなだらかに流れてて見やすい。
バギーちゃんの最初の非情っぷりもいいよね。そう、人間なんて簡単に 死んじゃうんだよ。テキオー灯ほしいなぁ。マリアナ海溝行ってみた〜い♪

  ドラえもん のび太の大魔境   (82・邦)     ★★★★☆☆
内容*世界には謎に満ちた場所はもう存在しないのだろうか?それをドラえもんの道具で探せ!といつものジャイアンの命令。拾った犬ペコの示唆で(?)見つけた犬の巨大像を目当てにアフリカ奥地へドラえもん達は冒険へと向かう!

えーぶっちゃけ結構大きくなるまで私は『ヘビースモーカーフォレスト』って現存すると思ってました・・・(-_-;) だって本当ぽいやん!いつも雲がかかってる森ってさ。とビデオ観ながら言うとダーリン大爆笑。 ま、それは置いといてこれは主役ジャイアンちゃうん!?ってぐらいジャイアンがステキングな長編ですよね。たどり着くまでが長くてクライマックスがあっという間だけど、子供心の冒険心を掴むにはなんて魅力的な設定で、オチまで最高なんだろう! しかしなんであの場面で約束機で明日って言うの!?そんな保証ないやん(^-^;)

 ドラゴンへの道   (72・香港)     ★★★☆☆☆       ローマ遺跡度★★
 Return of the Dragon  胸毛むしったのには驚いた
内容*叔父が営むローマの中華料理屋が店を売却せよとギャングの嫌がらせをうけていた。拳法の使い手タン・ロン(ブルース・リー)はそれを救うべく香港からやってきた・・・

正直ストーリーはツマラン。せっかくの"どんでん返し叔父の裏切りもタン・ロンあれだけじゃあ気づかなかったんちゃうん!?なんで急に叔父さんがナイフ向けて"きたのに「え?」とかならんの!?それにギャングのボス助っ人呼ぶのさっさと気づけって。3回も同じ手下タン・ロンにやられてアホちゃうか〜。なぁんて。ま、これはブルース・リー様の美しい肉体とハラショーに感動しちゃう拳法を鑑賞するための作品ですね。アステアのダンスと同じく画面にくぎづけッス!!アチョーーー

 


 ナイトミュージアム   (07・米)     ★★★☆☆☆
 Night at the Museum        うん、ちょっと自然博物館行きたくなったわ
       旅度★
内容*すぐに職を転々としてしまうラリーは、離婚した妻から子供をこれ以上失望させないために仕事を見つけてからじゃないと子供に会わせないと言う。仕方なしに自然史博物館の夜間警備員をすることになったラリーは一日目にして動き回る展示物達にしてやられ・・・

まぁコメディやしこんなものかな。面白いし楽しめました。つーか一人で警備員ってのはありえんやろってことを考え出すのはNGやね。でもマジ展示物が動いてたら楽しいよね♪大変そうやったけど(笑

 ナイトメア・ビフォア・クリスマス   (93・米)     ★★★★★★
 The Nightmare Before Christmas   私のポスペはブギー仕様の部屋なのよん
内容*ハロウィンを毎年成功させてきたジャックはハロウィンタウンの人気者。だけどマンネリを 感じた彼はなんだか憂鬱。そんな時ふとクリスマスを知ったジャックはハロウィンタウンで クリスマスをやろうとして・・・クレイアニメやCGを駆使したミュージカル仕立ての映画

はうう〜ティム・バートン、ハッラショ〜!!大好きで毎年ハロウィンとクリスマスの間に見ちゃいマス。 サリーの乙女心に泣かされますよねぇ。クリスマスの夜ジャックが得意げにソリで走り回って"撃ち落されるとこ"も泣けますねぇ。それにしてもハロウィンタウンでクリスマスを 実行しよう!ってアイデアがわくこと自体が鬼才すぎ。あとプレゼント届けに行く家のコンセントが 三つまたプラグ使ってたりともー芸も細かい細かい(私もチェック入れすぎ(笑)ほんますごいわ。 冒頭の"this is Helloween♪"の歌は一度聴くと耳から離れません。あーなんてラヴリーな映画やの!!

 七年目の浮気   (55・米)     ★★☆☆☆☆
 The Seven Year Itch  昭和35年に中流家庭にクーラーがあったなんて!すごい国やわ
内容*夏のバカンスシーズンNYでは妻子を避暑地に見送り一人仕事に精を出すリーマン多し。 トムのそんなうちの一人。送り出した日に自宅の階上に魅惑的な美女(マリリン・モンロー)が 越してきて・・・

さすがビリー・ワイルダー"結局浮気をしない(精神的にはちょっぴりしてるケド)"ってとこが上手すぎます!!あんなお色気たっぷりで気がなさそうでもない美女を前に!  ほんとイメージどおりのマリリンでした。かわいいよね。(本人はそのイメージがイヤらしいけど) それにしても主人公の妄想が凄すぎ(全編の半分は彼の妄想のような気が・・・)、彼よくもまぁ今まで無事社会で過ごせてきたよね・・・。7年目の効力ってヤツですか?

 ナルニア国物語-ライオンと魔女-   (05・米)     ★★★☆☆
 The Chronicles of Narnia: The Lion, the Witch and the Wardrobe
内容*第二次世界大戦下英国、ペペンジー4兄弟姉妹はひょんなことから疎開先の衣装ダンスの 扉から魔法が存在する100年も冬におおわれたナルニアという国に迷い込み・・・ってなファンタジー

私は20年来の原作ファンなのでとても楽しみにしていたのですが・・・ まぁ今の技術のおかげで物語世界のファンタジーの再現っぷりには感動した。 あの始まりの冬の森、アスラン、魔女の城、フォーンなどの不思議な生物達・・・確かに素晴しく ウワーって思った。けど脚本的にはかなりイマイチ。戦闘シーンを盛り立てすぎでね? 指輪を意識してるとしか思えない。あと"アスランに出会うまでの逃亡劇 "も変に盛り立てようとしすぎ。まぁディズニーの映画なんだし仕方ないといえば そうなんだけど、なんていうか私がこの話でかなり好きだった様々なシーンの「お茶」のワクワク 感がおざなりすぎるのが寂しい。(´・ω・`) タムナスさんちで、ビーバーの家で、サンタが出す お茶などとってもステキなシーンなのに! あとエドマンドが魔女の魔法のお菓子に夢中って 設定はなしなの?そら裏切りもあったけど、なんだかなー。"アスランの犠牲"も原作読んでないと分かり難くない?まぁ元々ナルニアはキリスト教知らないと 分かり難いんだけどサ。それとそれとアスランに対するルーシィたちのドキドキするような畏敬や 大きな愛情が全然伝わってこなかったのもなんだかなー。私は【アスラン】って名前を聞くだけでも ドキドキしてしまうものでして(笑)その変の威厳さが伝わってこなかったあるよ。
ホントは★二つにしたいところだけど、タムナスさんと白い魔女(あまりのステキっぷりに 私的この映画の大賞を授けたいww)がよかったので星アゲってことで。
続編・・・あんまり期待できそうにないね。

 ナルニア国物語-カスピアン王子の角笛-  (08・英米)  ★★★☆☆☆
 The Chronicles of Narnia: Prince Caspian    冒頭が出産シーンって!!デズニーやるなぁ・・・
内容*↑の続編。列車に乗ろうとしていたペペンジー兄弟が魔法の力でまたナルニアに呼ばれた。そのナルニアは彼らが統治していた頃とは異なり・・・

期待はそんなにしてないのについ見ちゃうわー。冒頭から驚いたけど血なまぐさい映画に仕上がってますね。カスピアンりりしすぎ。えーと、スーザンどうしたんですか?もう二人にはビックリしちゃったわよ! この話の私の中では、時間のたったケアパラベルがどこか分かっていくシーン。森をさまよう兄弟達(+アスランが見えたかどうかの心の葛藤)。カスピアンが城を逃げ出す前に先生から徐々に教わるくナルニアの本来の姿。が印象深いんですが・・・戦争映画になっちゃってましたね。なんだかなー。前も書いたけど、原作で感じるアスランの偉大さや食べ物の素敵さ(熱々の魚シーンとかさ)読んでてワクワクしたことがほとんどなくてガッカリなんよねぇ。まぁ映画作品としてはそれなりに仕上がってると思うけど。って文句たれながら次もまた観ちゃうんやろな

 南極物語   (83・邦)      ★★☆☆☆☆
内容*私が説明するまでもないほど有名だが、南極に昭和基地を築いた 第一次越冬隊が天候等の事情のため犬ゾリ用に連れてきた犬達を置き去りに せねばならなかった。残された犬たちは南極の厳しい自然の中で自分達だけ で生き、2年後に来た第三次越冬隊と再会できたのはタロとジロだけで あった…あっ最後まで書いちゃった。ま、いっか知らん人いないだろし

只今KIKIめが読んでいたのが「不肖宮嶋南極観測隊ニ同行ス」って宮嶋 カメラマンが観測隊の一面を取材してって話で、しかもこの本めっちゃ オモロイ。なんと今時の第38次越冬隊の人の髪型はモヒカンだったり 大五郎カットとか非日常な人もいて、女装グッズやペンギンの着ぐるみ でコスプレして南極をうろついてたりするんだから。 もちろん技術が進んだ今と第一次の頃とは状況が違うんだろうけど どうも映画の初期はこの本が頭をよぎり没頭できへん(笑) 途中の犬たちだけでの生活シーンになってようやく、これは想像で作り話 やと分かっていても犬好きなもんでつい涙が目に浮かんでた。 まぁラストもホントのトコロは再会したもののタロとジロに噛まれまくった らしいが、気になるのは氷の海に落ちた演技をやらされた犬だ。 なんかめっちゃかわいそうなんですが…。

 ニノチカ   (39・米)     ★★★★☆☆
 Ninotchka     共産主義的ツンデレ!コレ新しすぎる(笑
内容*ソ連政府から元ロシア伯爵婦人の高価な宝石を売ろうとパリに派遣された共産主義者たち。パリの開放的さに堕落し、偶然にも元伯爵夫人が宝石のことを知り、取り返そうと邪魔をされうまくいかない。 そこに派遣された上司のニノチカ(グレタ・ガルボ)は元貴族夫人の恋人のオレイボーイなレオンと出会い・・・

いや、これいいですねぇ。笑えました!ただのツンツンじゃなくて口調が軍隊チックで言うこと共産主義チックなんですもの。しかも美女のガルボが演じているからもうステキすぎ。最初視察で家について行ったのかと思いきやアンタも惹かれてたんかよ!ってもうオカシイ。ニノチカとレオンのやりとりがまさにコントで面白い「二度言った」にはもう大爆笑! カフェのシーンで大笑いする彼女はホントキュートでよかったです♪

 ネバーランド   (04・英米)     ★★★☆☆☆
 Finding Neverland   ランサムファンは必見だね(*^^*)
内容*1903年ロンドン劇作家の主人公(ジョニー・デップ)はスランプで妻との仲もいまいちうまくいってない。ある日公園で4人の少年達とその母親(ケイト・ウィンスレット)に出会い楽しい時を過ごす。父親がいなく生活に困っている彼らと過ごす時が増えていき・・・彼らから受けたインスピレーションで新しい作品「ピーターパン」を作る

んもー子供とゴッコ遊びができる大人っていいよねー。海賊ゴッコはアーサー・ランサムっぽいノリで 「うわーうわー!」と感激してしまったよ。でもネバーランドというとついあの危ない大人も思い出してしまう・・・(-_-;)  でだ。ちょっと見てて妻がかわいそうやな〜って思ったかな。すれ違いの部分散歩断られたりするだけじゃなくてもっと描いたほうがよかったかも?彼にインスピレーションを与えられなければダメなん?(そのインスピレーションを手繰る彼の行動に理解をしめさなかったのは悪いけど、説明しない彼も悪くない?)次大人の恋愛もの書くとすれば次4兄弟達は邪魔になるの?・・・なぁんて考えちゃいましたね。まぁありがちな話で感動!まではいかなかったっす。

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